医療保険はどれくらい必要??保険を見直す際に大切な3つのポイント

医療保険

こんにちは無資格FPのむらたくです。

あなたは医療保険の選び方を考えたことがあるでしょうか?

「おススメされたものに入っている」
「付き合いで入ったからよくわからない」

という方も多いのではないでしょうか。

医療保険は生命保険は人生で3番目に高い買い物と言われているくらい高額なものです。
なぜなら、毎月一定額を一生もしくは定年まで支払続けなければならない出費だからです。

なので、数百円数千円単位でも支出を抑えることができれば、かなりの金額を節約することができます。

そこで、今回は医療保険を見直す際に大切な3つのポイントを書いていきたいと思います。

この記事を読むことで、保険選びが明確になり無駄な保険にも入らなくて済むようになりますよ。

 

 
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高額療養費適用外の医療費を保障できる

医療保険:どれくらい必要

高額療養費とは

健康保険法等に基づき、日本において保険医療機関の窓口で支払う医療費を一定額以下にとどめる、公的医療保険制度における給付のひとつである。

引用元:Wikipedia

まぁ、医療費はここまでしか支払わなくいいいですよという上限が設けられているという事です。
この上限を超えて医療費を払ったとしても後で返金されます。

  医療保険かけすぎてない?高額療養費とは?

 

なので、この高額療養費の制度を利用すればそこまで多くのお金を支払う必要はありません。

しかし、医療費の中には高額療養費の対象外になるものもあります。

例えば、

入院中の食事代、差額ベッド代、先進医療費、交通費などです。

これらの食事代や交通費はそこまで費用がかかることはありません。
そして差額ベッド代も大部屋にしてもらえばかかりません。

しかし、先進医療費ついては数百万円~数千万円までかかります。

なので、この先進医療を保障してくれる保険を選ぶ必要があります。

 

 

高額療養費の上限金額までの医療費を保障できる

医療保険:どれくらい必要

「高額療養費があるから大丈夫!」

とは言うものの、高額療養費の上限までは医療費を支払わなければなりません。

なので、医療保険にて高額療養費の上限額までの医療費を保障することができれば、自己負担金額を少なくすることができます。

ここで、医療保険を選ぶ前に、

あなたの高額療養費の上限金額を知っておく必要があります。
これが、高額療養費の上限金額の表です。

例えば、標準報酬月額が26万円以下なら自己負担限度額は57,600円になります。

  標準報酬月額って何?

 

つまり、どんな医療を受けたとしてもできるだけ57,600円保障してくれる保険に入ることができれば万全という事になります。

今までの要点を抑えると

・高額療養費の上限を超える保障は必要無い
・できるだけ多くの症状に幅広く対応しているものが良い

と言えるでしょう。

 

 

収入が途絶えた事を想定する

医療保険:どれくらい必要

ケガや病気で入院した場合に一番心配なのが収入の事だと思います。

もし、あなたが入院する際にもともと収入が0(専業主婦(夫)などの場合)なのであれば、医療費さえ保障できるプランであれば問題ありません。

しかし、収入のある人の場合、医療費を保障しただけでは完全な保障にはなりません。
その収入分を他から補う必要があります。

ただ、すべてを医療保険でまかなう必要はありません。
なぜなら、健康保険には傷病手当金という制度があります。

傷病手当金とは入院などによって会社を休んだ場合、給料の2/3を健康保険から支払いますよという制度です。

なので、入院などによって会社を休んだ場合、給料の2/3が支払われます。
つまり、傷病手当金でまかなえ無かった残りの1/3を貯金にてまかなえるかどうかがポイントになってきます。

  え?!お金もらえるよ!病気やケガで仕事を休んでも支給される傷病手当金とは?

 

貯金にてまかなえるのであれば、医療費を保障してもらえるプランだけで十分だと思います。

しかし、貯金が無い場合は医療保険の保障を収入分プラスしておくことをおススメします。
この場合は、

高額療養費の上限額までの医療費+収入をまかなうための医療費

これらの金額を保障してくれるプランにすれば、万が一の場合でも安心でしょう。

また、入院などによって会社を休んでいる際に有給休暇を取得した場合は傷病手当金は支払われません。
なのでどちらか一方しか選ぶことができません。

傷病手当金が2/3に対して有給休暇の場合は全額もらえるため、金銭的に苦しい場合は有給休暇を取得するようにしましょう。

ただし、傷病手当金が支払われるまでの待機期間は有給を取得しても問題ありません。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

テレビで放送されている保険のCMはやたらと病気やケガでお金がかかることをあおってきますが、
そこまでお金がかかることは無いと思っておいた方がいいでしょう。

周りの人や保険の営業に流される事なく、あなた自身で考えて保険を選ぶことをおススメします。
でなければ、どんどんお金を取られていきます。

なぜ、駅の近くにたくさんの保険会社があるのかを考えてみていただければわかっていただけると思います。

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