リボ払いはカードローンから借りて返済するべき??

リボ払い

こんにちは無資格FPのむらたくです。

リボ払いの残高が多くなってきてあなたは、

「金利の低いカードローンに乗り換えようか…」
「カードローンに借り換えしようか…」

なんて事を考えておられるかもしれません。

 

しかし、私としてはこの方法をおススメしません。

なぜなら、カードローンの金利自体はけっして低いわけではないからです。

リボ払いに対してカードローンの方が金利は低くいのかもしれませんが、
それは比べてみた場合、リボ払いより低いというだけです。

なので、借り換えはおススメできません。

 

ただ、最後の手段としてカードローンに借り換えるというのは一つの方法かもしれません。
しかし、すぐにその方法を使ってしまうべきではありません。

 

今回は、リボ払いからカードローンに借り換える前にまずすべきことを書いていきたいと思います。
この記事を読み終わった頃には、どんな方法を使ってリボ払いを返済していけばいいのか分かっている事と思います。

 

 

家の中の物を売ってリボ払い返済に充てる


とりあえず、家の中にある物を真っ先に売ってしまいましょう。

今ではスマホアプリで簡単に身の回りの物を出品できる時代です。
服、本、使いかけのクリームなど今まで値段が付かなかったものでも、売れる可能性があります。

これら使わないようなものを売って、リボ払いの返済に充てましょう。

少しだけ、利息分だけでもいいので、リボ払いの残高が増えないように返済していくことが大切です。

 

 

ボーナス一括払いで生活費を浮かしてその金額をリボ払い返済に充てる


”ボーナス一括払い” というのをご存知でしょうか?

ボーナス一括払いとは、ボーナスシーズンに一括で引き落としになる決済方法です。

この方法のいいところは、

・利息がかからない
・ボーナスシーズンまで返済しなくていい
・ボーナス払いの返済月にリボ払いにすることも可能

 

まず、ボーナス一括払いは利息がかかりません。
なので、リボ払いやカードローンのような高い利息を払わなくてよくなります。

そして、ボーナスシーズンまで返済する必要がないためそれまでに毎月お金を貯めて返済すれば、
実質的に利息を払わずに分割払いをしている事になります。

 

また、

「ボーナス払いの返済日だけど、お金が無い…」

という場合もあると思います。
そんな時にはそこからリボ払いにするという事も可能です。

 

「でもうちの会社、ボーナスもらえないんだよね…」

そんな方でもボーナス一括払いは使えます。

あなたにボーナスがあるかないかは関係ありません。
ただ、支払い方の名前が “ボーナス一括払い” というだけの事です。

 

ちなみにですが、口座残高を引落金額より少なくしてあえて払わずに払い込み用紙でクレジットチャージしたnanacoで支払いをすれば、さらに引き落とし日を先送りにすることも可能です。

しかし、この方法はおススメしません。
あまりやり過ぎると、クレジットカードが使用できなくなる可能性があります。
なので、本当にヤバいときに使うようにしてください。

 

  あまり知られていない、ボーナス一括払いの活用術!普段からリボ払いや分割払いを使ってる方は、金利手数料分を損していますよ。

 

 

保険会社からお金を借りてリボ払い返済に充てる


あなたは生命保険や医療保険に加入されていますか?

もし、加入しているなら保険会社からお金を借りることができるかもしれません。
これは “契約者貸付制度” と言われるものです。

契約者貸付制度とは、解約返戻金を担保にして、契約している生命保険会社からお金を借りる仕組みです。

貯蓄型の保険を解約した時に受け取る予定のお金を前借させてもらうという方法です。
なので、貯蓄タイプの保険に入っていなければ借りることはできません。

 

この制度で借りたお金の金利は3~7%程度です。

なので、カードローンの金利より低く抑える事ができるかもしれません。
金利は、保険会社や借入金額によって違ってくるので一度保険会社に相談する事をおススメします。

 

  生命保険でお金を借りられる!? 契約者貸付制度の仕組みと注意点

 

 

家族や友人から借りてリボ払い返済に充てる


この方法はあまりおススメはしませんが、家族や友人から借りて返済に充てるという方法です。

利息もかかりませんし、返済期限もないので一番お得な方法ではあります。

しかし、返済しなかった場合には人間関係に影響が出てきます。
なので、返済のメドが立っていない状態で家族や友人から借りるのはやめましょう。

この方法は後回しにして今まで紹介したことを先にして返済するようにしましょう。

 

 

本当につらいなら自己破産も


本当につらい場合は自己破産も一つの方法です。

「自己破産ってヤバいやつじゃ…」
「自己破産したら人生終わり…」

なんて思っている方もおられるかもしれません。

しかし、そんなことはありません。

自己破産は借金を0にして人生をやり直すための一つの方法です。
桃太郎電鉄で “徳政令カード” というのがあるのですが、まぁそんな感じです。

ただ、その後の人生に制限がかけられます。
制限としては、

・借金ができなくなる
・就ける仕事が制限される
・財産が処分される
・家族に迷惑がかかる

これくらいです。

クレジットカードを作ったり、住宅ローンを組むなどの借金ができなくなります。
クレジットカードは無くても問題ないですし、家も賃貸に住めば問題ありません。

 

就ける仕事が制限されるというのは、自己破産をすると就けない仕事があるという事です。

例えば、弁護士、司法書士、公認会計士、税理士、警備員、宅地建物取引主任者などです。

これら以外の仕事を探す必要はありますが、就職に不利になるという事はありません。

 

持家や車など、高額な資産などは処分される可能性があります。
なので、家族で共有しているものなどがある場合は家族に迷惑をかけるかもしません。

 

また、家族が連帯保証人になっている場合、借金の請求が家族に向かいます。
なので、家族に迷惑を掛けないように連帯保証人の不要な借金をする方がいいでしょう。

 

  自己破産で借金を0にして人生をやり直すために知っておくべき9のこと

 

 

まとめ

私も以前リボ払いを40万円ほどしていました。
返済するのも大変でしたし、精神的にもきつかったのを覚えています。

リボ払いといえば、聞こえはいいものの、実際は”金利がめちゃめちゃ高い借金” です。
しかも、少額ずつしか返さなくてもいいためついつい使ってしまい、どんどん借金が膨らんでいきます。

今こうしている間にも、どんどん利息が貯まっています。
なので、今すぐにでもこれらの事を実践するべきです。

はやいに越したことはありません。
借金をゼロにしてはやく楽になりましょう。

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