こんにちはむらたくです。
「急な支出で家計が赤字になってしまった」
「予想外の支出で貯金ができない…」
なんてことってありますよね??
今回は、そんな急な支出を抑える方法を紹介したいと思います。
これを実践すれば、予定外の支出が発生しても貯金を切り崩さずに乗り切ることができます。
引当金を準備しておく
あらかじめ、貯金とは別に緊急用に引当金というものを準備しておく必要があります。
引当金とは?
将来の特定の支出や損失に備えるために、貸借対照表の負債の部(または資産の部の評価勘定)に繰り入れられる金額をいう。
1年に1回かかる費用であれば、その費用を12で割って毎月の固定費として計算します。
例えば、車検
2年に1度7万円の費用がかかるとします。
7万円 ÷ 24ヶ月 = 約3000円
なので、3000円を毎月の支出として計算します。
また、不定期な支出として家電の購入費用があります。
家電の場合、いつ壊れるかわからないため、あなたがどれくらいで壊れるかを仮に決めておきます。
家電の合計金額 ÷ 壊れる月数 = 月額費用
として計算します。
もし、持っている家電の合計金額が50万円だったとします。
そして、5年で壊れると仮定すると、
50万円 ÷ 60ヶ月 = 約8400円
となり、8400円程度を毎月の支出として計算します。
このように、大きな支出はなるべく分解し毎月の固定費として計算することで、突発的な支出にも対応することが可能です。
そのためにも大きな支出として、どのようなものがあるのかをあらかじめ知っておく必要があります。
引当金の例
考えられる引当金の一覧を紹介します。
まず、引当金には定期的にかかるものと不定期にかかるものがあります。
定期的にかかるものは、毎年もしくは数年に1回必ずかかる支出です。
例えば、車検や賃貸の更新料などがそれに当たります。
不定期にかかるものは突発的に発生してしまう支出のことです。
例えば、葬式の香典や事故による治療費などがそれに当たります。
それぞれ一覧を作成してみましたので、ご覧いただき該当するものがあればその項目の引当金を設定してみてください。
定期的な支出
不定期な支出
まとめ
今回紹介した項目を参考に、ぜひ引当金を設定いただければと思います。
引当金を設定いただくだけで、友達の結婚式、家電の故障など様々な突発的な支出に対応することが出来ます。
また、一度貯金に手を付けてしまうとそのままズルズルと貯金を使ってしまいがちです。
なので、そのきっかけを作らないためにも引当金の設定をしていただき、貯金を守っていただければと思います。