貯金ができない夫婦がザクザク貯まる夫婦になるための5ステップ

貯金

こんにちは無資格FPのむらたくです。

「節約しているのにお金が貯まらない・・」
「夫婦共働きなのに毎月赤字になる・・」

なんて事になっていないでしょうか?

収入が多いからと言って、誰でも貯金ができるというわけでもありません。
なので、あなたが特別貯金のできない悪い奴というわけではありません。

ただ単に、正しい貯金の方法を知る機会がなかっただけなのです。

今回は、そんな貯金ができない夫婦がザクザク貯金ができるようになるための具体的な5つのステップを用意しました。

これを実践することであなたも、貯金体質の夫婦になっているハズです。

 
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夫婦の収入はお互いに把握する

貯金:できない:夫婦
「相手の収入を知らない・・」
「多分、手取り20万くらいかなぁ・・」

もし、こんなことを思っているのであれば間違いなく貯まらない家計です。

なぜなら、収入を把握しておかなければ

・いくらまで使っていいのか
・いくら貯金にまわせるか

など、貯金をするための第一段階すら確立できていない状況だからです。

そしてお互いの収入を知っておくことで、

「片方の収入だけで生活できそうだから、残りは貯金しておこう」

みたいにお金の配分を考える事ができるようになります。
なので、まず

「貯金をするぞ!!」

と覚悟を決める前に、まずはお互いの収入を把握しておくようにしましょう。

 

「相手の収入を聞くのはちょっと・・」

たしかに、相手の収入を聞くのは気が引けるかもしれません。
ですが、これはあなただけの問題ではなく夫婦の問題です。

また、子供を育てるとなると、夫婦だけでなく家族の問題になります。
なので、気が引ける・・というのは一度置いといて、
どれくらい稼いでいるかをまずはお互いに把握しておきましょう。

 

一か月の支出がいくら必要なのかを把握する

貯金:できない:夫婦
「20万くらいかなぁ・・」
「一か月にいくら使っているのかわからない」

とりあえず、毎月かかっている支出の一覧を作ってみましょう。

・家賃
・車の維持費
・保険
・水道光熱費
・NHK料金
・通信費
・雑費
・小遣
・外食費
・交際費
・被服費

などなど、とりあえず今思いつく項目を徹底的にリストアップしていきましょう。

 

 

できましたか??

次にそれらにいくら使っているのかをすべて書き出しましょう。
だいたいで構いません。

この金額が、一か月で必要なお金になります。

どうでしたか?

高かったですか?
少なかったですか?

一か月の支出が収入を上回る場合、支出を減らす

それでは、一か月の支出と収入を比べてみましょう。
どちらが多いでしょうか?

もし支出が多い場合は、毎月かかっている費用を見直す必要があります。
支出を減らすポイントは大きく見て2つあります。

・固定費を見直す
・生活スタイルを見直す

 

固定費を見直す

支出を減らす場合、真っ先に見直すのは固定費です。

固定費とは、何もしていなくても毎月かかる支出の事です。
例えば、車の維持費や家賃、保険などの事です。

これらの支出をまず減らしていきましょう。

・車の維持費の節約
・保険を見直す
・家賃の安い所に引っ越す
・スマホを格安SIMに乗り換える

など、見直すところはけっこう多くあります。

例えば、車の保険をダイレクト型にしたり車を軽自動車にする。
医療保険や生命保険もダイレクト型の物がありますので、しっかり考えて見直しをしましょう。

 

  車の維持費を節約する方法7選
  今すぐ格安SIMに変えるべきメリット3つ

 

生活スタイルを見直す

生活のスタイルを見直すことで、いまかかっている出費を抑えることができます。
例えば、規制の回数を減らすなどです。

今まで、常識的にしていることや特に何も考えずにやってしまっている事をなくすことで、
出費を大幅に抑えることができます。

・通勤を自転車通勤
・長期休暇に旅行をしない
・こだわりのない物は安い物にする

などなど、お金を使う時に

「なんでこれにお金を使うのか」

と自分に問いかける癖をつけることで、無駄な出費を防ぐ事ができます。

  節約をする前にまずすべきたった一つの事

 

支出を減らせないなら収入を増やす

貯金:できない:夫婦
いくら支出を少なくしたからと言って、なかなかプラスにならないという人もいるのではないでしょうか。
かといって、収入を増やそうとしても、

「今の会社にいても給料上がらない・・」

そう思っているのではないでしょうか?

まず、今の会社で収入が上がることはまずないと考えた方がいいでしょう。
なぜなら、あなたが頑張る事と給料が上がることは関係がないからです。

あなたの給料が決まる仕組みはあなたの原価によって決められています。

原価とは、世間一般的に見てあなたが来月も働ける最低限度の給料です。
最低限度といっても生きるか死ぬかという意味ではなく、「そこそこ裕福」で欲しい物が少し手に入るくらいの給料という事です。

なので、「そこそこ裕福」くらいの給料しか会社が払う事はないのです。
詳しくは下の記事に書いています。

  なぜあなたの給料は上がらないのか

 

また、残業をするというのも一つの手かもしれません。
残業は日中の仕事より時給が高いのでより効率的にお金を稼ぐことができます。

これもいい方法かもしれませんが、私はおススメしません。
なぜなら、残業をすると税金や社会保険料も上がってしまい結局はプラスマイナスゼロになってしまう可能性があるからです。

  残業をするより副業をするべき理由3つ

 

転職を考えてみる

給料を上げる方法として、転職するという方法もあります。

「転職したら給料下がるんじゃ・・」

転職すると給料が下がる場合もありますが、逆に上がる場合もあります。
なぜなら、あなたの勤めている会社の業種が利益率の少ない会社である可能性があるからです。

例えば、IT企業などは原価率が低く利益率が高いので、その分人件費の割合を多くとることができます。
なので、同じ職種でも務める会社を違う業種にするだけでも、給料が上がる可能性があるのです。

 

転職ができない場合は副業を始めてみる

そうは言ってもなかなか転職ができない場合もありますよね?
そんな時は副業をされてみてはいかがでしょうか?

「副業ってアルバイトとか??」

副業として真っ先に思いつくのはアルバイトかもしれません。
ですが、アルバイトの収入は給与収入であるため私はおススメしていません。

なぜなら、あなたが働けなくなった場合、本業と副業の収入を同時に失ってしまうからです。

おススメの副業は資産性のあるものを作る仕事です。
資産性がある物とは、あなたが働いていない時間にもあなたの代わりに働いてくれる物です。

例えば、このブログなんてのもそうですよね?

記事を書いている時間は収入が発生することはありませんが、
私が記事を投稿した時から、ずっと私の代わりにこの記事がお金を稼いでくれるのです。

ネットでいえば、YouTubeやアプリなども同じ資産性のある仕事に含まれます。
またネット以外の事でいえば、株や不動産投資なども資産性のある副業ということになりますね。

  サラリーマンの副業としてアルバイトをおススメしないたった一つの理由

 

貯金の方法を考える

貯金:できない:夫婦
それでは収入を確保することができたことなので、
やっと貯金について考えていきましょう。

そもそも、収入があったとしても貯金ができないという人もいます。

なぜかというと、余ったお金を貯金しようとしているからです。

この方法ですと、はっきりいって一生貯金することはできないでしょう。

なぜなら、いつの間にか全部使い切ってしまい「よし、来月から貯金するぞ!」と、決意を固める事を毎月繰り返しているからです。

貯金を始める前にするべきことが2つあります。

・貯金の割合を決める
・先取り貯蓄の方法

 

貯金の割合を決める

収入に対して何%の金額を貯金するのか?を決めてしまいましょう。
そうすることで、自動的に貯金ができる先取り貯蓄をすることができます。

一般的に言われるのが、収入の10%です。
例えば月の手取りが20万円なら2万円、15万円なら1万5000円です。

割合にこだわる必要はありません。

例えば、あなたの収入だけで生活できるのであれば、
ひとり分の収入を丸々貯金に回すというので構いません。

とりあえす、どれくらいの金額を貯金するのかを決めておきましょう。

また、決めるのが難しいというのであればとりあえずこれくらいと決めてしまってから、
後から調整していけばOKです。

 

先取りで貯金をする

先ほど貯金する金額を決めてもらったので、
その金額を貯金する方法として先取り貯金がおススメです。

でも先取り貯金と言っても様々な方法があります。

 

自動引き落とし

銀行口座に自動で定期預金に積立してくれるサービスがあります。
このサービスを利用することで先取り貯蓄をすることができます。

ただ、中途解約ができてしまうため貯金ができないという人には向いていないかもしれませんが、
今まで先取り貯蓄をしたことが無いという人には、最初のステップとしては良いかもしれません。

自動引き落としで先取り貯蓄になれた後に、これから紹介する物などに挑戦されてみるのがいいでしょう

 

保険での積み立て

民間の保険会社では医療保険とは別に積立のみのプランがあります。

これは、定期預金に比べて利率が高いので貯金だけでなくお金を増やす事もできます。
また、積み立てる際の金額の一部にかかっていた税金が返ってくるなど節税効果もあります。

しかし、定期預金と違い中途解約はできません。
まぁ本当の所できないことはないですが、してしまうと元本割れしてしまい大幅に損になってしまいます。
最低でも20年程度は根気よく続けていかなければなりません。

なので、あまり負担にならない金額で始められることをおススメします。

  銀行預金はもったいない!!貯金するなら保険積み立てですべき3つの理由

 

積立投資に挑戦するのもあり

貯金:できない:夫婦
今まで紹介した、自動積み立てや保険での積み立てに慣れてきたら、
投資に挑戦されるのもいいかもしれません。

「投資ってちょっと怖い・・」

と思われるかもしれませんが、個人で株式投資をするというわけではないので、
そこまで恐れる必要はありません。

投資には投資信託といってお金だけをプロに預けて運用してもらう仕組みがあります。
これならあなた自身で運用するわけではないので、安心して任せられると思います。

また一回に大金をつぎ込む投資と違い、毎月少額をコツコツ積み立てていくので高値掴みを抑えられ、そして安い価格で買う事ができます。

これから紹介する二つはローリスクで少額から始められる積み立て投資なのでぜひ始められることをおススメします。

 

つみたてNISA

つみたてNISAとは、少額からの長期・積立・分散投資を支援するための非課税制度です。

本来、投資をして利益が発生した場合その利益に対して20%の税金がかかります。
つみたてNISAの場合この20%の税金がかかりません。つまり非課税という事になります。

つまり、毎月一定額を投資信託に積み立てができて、利益にも税金がかからないお得な制度なんです。
詳しくはつみたてNISAとはを確認してください。

 

確定拠出年金

個人型確定拠出年金「iDeCo(イデコ)」とは、自分で作る年金制度のことです。
加入者が毎月一定の金額を積み立て(掛金を拠出するといいます)、あらかじめ用意された定期預金・保険・投資信託といった金融商品で自ら運用し、60歳以降に年金または一時金で受け取ります。

引用元:iDeCoナビ
またiDeCoは、積立金額すべて「所得控除」の対象となり、住民税と所得税を節税することができます。

そして、ここはつみたてNISAと同じですが運用で得た利息や運用益が「非課税」になります。

しかし、確定拠出年金の場合60歳になるまで引き出すことができないため、気軽に始めてしまうと毎月の積立金の出費が痛手になってしまいます。
なので、もし始められる際はよく考えてから始めることをおススメします。

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

この手順通りにして頂ければ、少しずつでも貯金できるのではないかなと思います。

これらをすべてを一度にやる必要はまったくありません。
この中のどれか一つでもいいのでまずはやってみてください。
そうして一つ一つしていくことで必ず貯金のできる夫婦になっています。

また、お金に関する情報や知識というのは、普段の生活の中で触れる機会が少ない物です。
なので、あなた自身が情報や知識に触れに行かない限り、ずっとお金から見放された人生になってしまいます。

この記事を見たことをきっかけに少しずつでいいので、お金の勉強をされてみてはいかがでしょうか。

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