こんにちはむらたくです。
毎月かかる社会保険料、高いですよね?
この社会保険料は標準報酬月額から決められています。
標準報酬月額が高ければ社会保険料も高くなり、低ければ低くなります。
あなたはこの標準報酬月額を
下げた方がいいと思いますか?
下げないほうがいいと思いますか?
「下げた方が社会保険料が安くなるからいいんじゃない?」
って思いませんか?
ですが、人によってお得になるか損になるか変わってきます。
今回は、パターン別にてどちらの方がお得になるかを説明していきたいと思います。
標準報酬月額を下げると変化する手当金の種類
標準報酬月額を下げると、医療や年金などで受け取れる金額が変わってきます。
主に
・高額療養費
・傷病手当金
・出産手当金
これら3つの給付金の受取額が変わります。
高額療養費
高額療養費って何?って方はこちら
これが、自己負担額の一覧です。
標準報酬月額が上がれば上がるほど、自己負担限度額も上がっていきます。
ですので、標準報酬月額を下げた方がお得になります。
傷病手当金
傷病手当金って何?ってかたはこちら
傷病手当金も、標準報酬月額によって変わってきます。
下の式により、受け取れる金額を決めます。
上の式の通り、標準報酬月額が上がれば上がるほど受け取れる金額も上がります。
なので、標準報酬月額を上げた方がお得という事になります。
出産手当金
出産手当金って何?って方はこちら
出産手当金の計算式は下の通りです。
そうです。
傷病手当金と同じです。
なので、こちらも標準報酬月額が高ければ受け取れる金額が高くなります。
ということは、標準報酬月額を上げた方がお得という事になります。
病院に行かない&出産予定のない人は下げた方がいい
今までの内容を整理すると、
標準報酬月額を上げると
・高額療養費
払うお金が多くなるため損
・傷病手当金
もらえるお金が多くなるので得
・出産手当金
もらえるお金が多くなるので得
なので、
・病院に滅多に行かない
・出産の予定もない
という人は標準報酬月額を下げた方がいいという事になります。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
「標準報酬月額を下げてしまえば社会保険料が下がってお得になるのではないか?」
そう思う方もいらっしゃると思います。
私もそう思っていました。
でも、あなたの状況によってお得になるか損になるのか一概には言えません。
なので、まずは確認していただいてから下げる事をおススメします。
また、定年後に受け取れる年金の金額もこの標準報酬月額から決まります。
ですので、そこまで考えると標準報酬月額を下げれば絶対にお得!!といえるわけではありません。
まぁ、年金なんてもらえるかどうかわからないのでできるだけ払わずに行きたいですよね?
それなら払わない方向で行きましょう!!