こんにちはむらたくです。
年末調整や確定申告の際に「控除」という言葉を見たことはありませんか??
「控除っていったい何??」
「クウジョ??コウジョ??なにそれおいしいの??」
このようなことを思われる方もいらっしゃると思います。
今回は、控除とはいったい何なのかを紹介していきます。
控除とは何なのかを知ることができれば、
・どのように税金を計算しているのか
・税金を安くする方法
などを知ることができます。それでは見ていきましょう。
控除とは
控除は「こうじょ」と読みます。
簡単に言うと、控除とは
「税金を安くする」
制度です。
そもそも、控除とは「差し引く」という意味合いで使われる言葉です。
税金の場合、収入を差し引くということになります。
もちろん実際に受け取れる給料などが下がるというわけではなく、計算時のみ収入を少なく見積もって計算するものになります。
下の図はイメージです。本来はもう少し複雑です。
ポイントは控除額をそのまま税金から差し引くのではなく、収入から差し引くというところです。
控除の仕組みをうまく使うことができれば、税金を安く抑えることができます。
それでは、具体的にどのような場合に使えるのかを確認していきましょう。
控除の種類
控除には様々な種類があります。
その中でも会社員でも使いやすい控除には
・医療費控除
・生命保険料控除
・雑損控除
などがあります。
そのほかにも控除の種類はいくつかあるのですが、年末調整で自動的に使われたり、会社員には使いにくい物なのでそれら以外の3つを紹介します。
医療費控除
医療費を多く払っている方が対象の控除です。
年間に10万円以上医療費を使っていたら、
10万円以上の金額に対してかかっていた所得税を確定申告で返してくれます。
詳しくは下の記事をご覧ください。
生命保険料控除
生命保険や医療保険に加入し保険料を支払っている方が対象です。
大体、支払っている金額の半分の金額が控除の対象になります。
詳しくは下の記事をご覧ください。
価格.com – 生命保険料控除 | 生命保険の選び方 | 見直し、相談、比較
雑損控除
雑損控除とは、自然災害や盗難被害などに遭った際に使える控除です。
例えば、
「台風で窓ガラスが割れた」
「スリにあってしまった」
など、このようなことが起こってしまった場合に使うことができます。
詳しくは下の記事をご覧ください。
まとめ
・控除とは、税金を安くするための制度
・控除された金額には税金がかからない
※税金から控除額がそのまま引かれるわけではなく、収入から差し引いた金額で税金を計算する。
会社員にも簡単に使える控除は下記3つ
・医療費控除
(医療費を一定額以上支払っている場合に対象)
・生命保険料控除
(生命保険や医療保険の保険料を支払っている場合に対象)
・雑損控除
(災害や盗難などに遭った場合に対象)
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